基礎解析 なべつぐの解法すいすい理解 数学 渡辺 次男 1993年 重版① 基礎解析 なべつぐの解法すいすい理解 数学 渡辺 次男 1993年 重版①

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なべつぐのあすなろ数学 数I(渡辺次男) / 古本、中古本、古書籍

【はしがき】\r\r-ここは必ず読んでから始めてください-\r\r本書はいわゆる学習参考書とはまったくちがいます。一言にしていえば、\r\r教科書傍用に徹した本\r\rです。このことは「解法すいすい理解数I」のはしがきにも強調したことですから、覚えている人もありましょう。しかし，次も必ず読んでくださいよ。\r\r　中学では数学が得意だったのに，高校に入ってからなんとなくおかしくなってきたという人が割合多いのです。高2に入るとまったくイヤだ，ということになります。このような人は中学校の勉強法をそのままもち歩いている人です。これはいけません。中学では，いうなれば重要な対象を暗記するのが中心でした。しかし、高校では重要な方法，テクニック，技術を身につけなければなりません。ところが，ページ数に制限のある教科書では，まったくこのことは無視されているのです。つまり、重要な対象はすべてモウラされているのに、重要な解法技術は省略されている。このことが，数学のわからなくなる最大原因なのです。\r\r　だから，本書では，教科書に書いてあるようなことはなるべく割愛しました。その代わり，教科書で≪割愛≫されているが，問題解法上大切なことは必要以上に，といっていいくらい集められています。キミは学校で定積分を習ったら，本書の不定積分と定積分の部分をやってみるといい。1題でもいい，いや，半題でもかまわない。あなたは学校で，漸化式で与えられた数列を習ったが，さっぱり問題が解けないかもしれない。解けないのも道理，本書の項目を調べてみると，いかに教科書ではそのために必要なテクニックを割愛しているかがわかるでしょう。\r\r　本書を使って，基礎解析の全体を学ぶ人にももちろん大いに役に立つハズ。しかし，基礎解析を習っていない人が，本書だけで基礎解析を独習しようとしても，それはムリです。あくまでも教科書を中心にやってください。それぞれの人が，どのように，本書を扱うべきかということはP.6)のところに書いてありますから、必ず，読んでから進んでください。なお，本書は，いろいろな立場の人に使えるようにしてありますから，スミからスミまで重箱をホジクルように学んではいけません。必ず自分に適応した使い方でやってください。それも6ページ以降に述べてあります。\r\r渡辺次男\r\r②に続く